献血をご遠慮いただく場合

当日の体調不良、服薬中、発熱等の方

体調不良の方

献血当日の体調がよくない場合には、献血される方の安全を考慮して、献血をご遠慮いただくことがあります。

食事・睡眠

過度の空腹や睡眠不足であると思われる場合、体調を考慮して献血をご遠慮いただいています。

服薬

内服していても特に支障のない薬は、ビタミン剤及びごく一般的な胃腸薬などの類。それ以外は病気の種類や薬の種類によっ て献血をご遠慮いただくことがあります。また、外用薬、坐薬、点眼または点鼻薬でも、その内容により献血できない場合があ りますが、その判断は医師が行います。

発熱

発熱は感染症等の病気の一徴候であることから、熱のある方には、安全性を考慮し献血をご遠慮いただいています。具体的には、個人差や季節の影響もありますが、平熱よりも1度以上高い方が対象になります。

出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)をした方

出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)に関しては、抜歯等により口腔内常在菌が血中に移行し、菌血症になる可能性があるので治療後3日間は、献血をご遠慮いただいています。

一定期間内に予防接種を受けた方

インフルエンザ、日本脳炎、コレラ、A型肝炎、肺炎球菌、百日ぜき、破傷風等の不活化ワクチン及びトキソイドの接種を受けた方は、接種後24時間の献血をご遠慮いただいています。B型肝炎ワクチンの接種を受けた方は接種後4週間、抗HBs人免疫グロブリンを単独または併用した方については投与後6ヵ月間、狂犬病ワクチン(動物に噛まれた後)を接種された方は接種後1年間の献血をご遠慮いただいています。おたふくかぜ、風疹、BCG等の弱毒生ワクチンの接種を受けた方は、接種後4週間、天然痘ワクチンの接種後は2ヵ月間、破傷風、蛇毒、ガスえそ、ボツリヌスの抗血清の投与を受けた方は投与後3ヵ月の献血をご遠慮いただいています。

6 ヵ月以内にピアスの穴をあけた方

医療機関等で、あるいは使い捨ての器具で穴をあけた方は、穴をあけた場所の状態にもよりますが、細菌等が感染している危険性があると判断し、最低1ヵ月間献血をご遠慮いただいております。その他の場合(友人同士などで安全ピンや針を共用して穴をあけた方など)は、エイズ、B型肝炎およびC型肝炎などのウイルスが血液を介して感染している可能性を考慮して、6ヵ月間献血をご遠慮いただいています。また、口唇、口腔、鼻腔など粘膜を貫通してピアスを挿入している場合は、献血をご遠慮いただいています。

6 ヵ月以内にいれずみを入れた方

6ヵ月以内にいれずみを入れた方は、肝炎等のウイルス感染の可能性が否定できませんので、献血をご遠慮いただいています。

特定の病気にかかったことのある方

心臓病

急激な血流変化によって悪影響が出るのではと予測される方。
具体的には、今までに心筋梗塞、狭心症があった方、弁膜症、心筋症、治療を必要とする不整脈のある方が該当します。また、リウマチ熱で心障害の疑いがある方、その予防にペニシリン投薬を受けている方もこれに該当します。

悪性腫瘍

悪性腫瘍の診断を受けて治療中の方はもちろん、悪性腫瘍の手術を受けた後の方も、たとえその術後経過が良好でも、原則として献血をご遠慮いただいています。

けいれん性疾患

発作の誘発による採血中の事故を防ぐため、けいれん性疾患のある方は、献血をご遠慮いただいています。また、抗けいれん剤の投与を受け、けいれんが抑えられている方の場合も、採血による影響を考えて、献血をご遠慮いただいています。失神を起こしたことのある方も同様に献血をご遠慮いただいています。

血液疾患

血友病、紫斑病などの出血性素因、再生不良性貧血、白血病、真性多血症等に該当する方。また、重症貧血にかかったことがある方は、献血をご遠慮いただいています。

ぜんそく

ぜんそく症状がある方や時々発作を起こす方は、採血中に発作が起こると事故につながりますので、献血をご遠慮いただいています。

脳卒中

現在異常がなくても、脳卒中の原疾患(動脈硬化症など)を考慮する必要があり、さらに、採血による影響を考えて、献血をご遠慮いただいています。
その他、ネフローゼ症候群、アレルギー性疾患等と診断されている方は、服用されている薬剤の影響や献血による疾患への 影響が危惧されますので、献血をご遠慮いただいています。

海外旅行者及び海外で生活したことがある方

帰国日(入国日)当日から4週間以内の方

輸血を媒介して感染が危惧される疾患(ウイルス感染症等)によるリスクを軽減するため、海外からの帰国日(入国日)当日から4週間以内の方からの献血は、ご遠慮いただいています。

血液を介して感染する主な原虫症について

血液を介して感染する主な原虫症には、マラリア、シャーガス病、アフリカトリパノソーマ症(アフリカ睡眠病)、バベシア症などがあり、いずれも熱帯・亜熱帯地域を中心に流行が見られます。
マラリア

 マラリアは、ハマダラカに媒介された原虫がヒトの赤血球に寄生することで症状が現れる病気です。そのため、献血の問診時に海外滞在歴を確認させていただき、マラリア流行地を旅行したことのある方は『原則として帰国後1年間』、マラリア流行地に1年を越える長期滞在をしたことがある方は『帰国後3年間』、献血をご遠慮いただくことにしています。
 例外として、マラリア流行地を旅行したことのある方でも、感染の可能性がないと医師が判断した場合は献血が可能になります(1ヵ月以内の都市やリゾート地滞在等が該当しますが、場合によっては滞在期間に関わらずご遠慮いただく場所もあります)。
流行地の基準について詳しくはこちらをご覧ください。
なお、予防薬を服用した場合は服用後3ヵ月間献血をご遠慮いただいています。マラリアの既往がある方は、献血をご遠慮いただいています。

シャーガス病

 シャーガス病は、中南米に流行地をもつサシガメ(昆虫)に媒介されて、原虫クルーズトリパノソーマが感染する病気です。
幼少期の感染の後、キャリア(病原体保有者)となり、10年以上経て消化器疾患、心疾患を来すことがあります。中南米居住歴のある方については、感染既往がある場合は、献血をご遠慮いただいています。
 平成24年10月15日より、新たな安全対策を導入しています。詳しくはこちらをご覧ください。

アフリカトリパノソーマ症(アフリカ睡眠病)

 ガンビアトリパノソーマ及びローデシアトリパノソーマが、ツェツェバエの刺咬によって媒介され感染するアフリカだけに見られる原虫症です。アフリカからの帰国後、感染歴を確認しアフリカに居住したことがある方で、既往がある場合は献血をご遠慮いただいています。

バベシア症

バベシアは、通例、犬・牛・ゲッ歯類などに感染していますが、ダニの媒介によりヒトの赤血球に寄生します。バベシア症の既往がある場合は、献血をご遠慮いただいています。

その他

海外で医療行為、研究などで患者等と接する機会があったり、野外調査研究に従事する機会があった場合にも献血をご遠慮いただく場合があります。該当地域に海外旅行経験のある方は検診医にご確認下さい。

変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)について

近年、英国を中心に発生している変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)については、輸血による伝播に関して未知の部
分が多い一方、牛海綿状脳症(BSE)との関連も強く指摘されていることから、安全が確認されるまでの間、BSEが発生している
下記の欧州諸国に滞在(居住)された方の献血をご遠慮いただいています。

  • 英国に昭和55年(1980年)から平成8年(1996年)までに通算1ヵ月(31日)以上の滞在歴のある方。
  • 英国に平成9年(1997年)から平成16年(2004年)までに通算6ヵ月以上の滞在(居住)歴のある方。(通算6ヵ月の計算には
    (1)(3)(4)の滞在(居住)歴も含みます。)
  • アイルランド、イタリア、オランダ、サウジアラビア、スペイン、ドイツ、フランス、ベルギー、ポルトガルに、昭和55年(1980年)から平成16年(2004年)までに通算6ヵ月以上の滞在(居住)歴のある方。(通算6ヵ月の計算には(1)(2)(4)の滞在(居住)歴も含みます。)
  • スイスに、昭和55年(1980年)から今日までに通算6ヵ月以上の滞在(居住)歴がある方。(通算6ヵ月の計算には(1)(2)(3)の滞在(居住)歴も含みます。)
  • オーストリア、ギリシャ、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ルクセンブルグに、昭和55年(1980年)から平成16年
    (2004年)までに通算5年以上の滞在(居住)歴のある方。(通算5年の計算には(1)(2)(3)(4)(6)の滞在(居住)歴も含みます。)
  • アイスランド、アルバニア、アンドラ、クロアチア、サンマリノ、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、ブルガリア、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア、マルタ、モナコ、モンテネグロ、リヒテンシュタイン、ルーマニアに昭和55年(1980年)から今日までに通算5年以上の滞在(居住)歴がある方。(通算5年の計算には(1)(2)(3)(4)(5)の滞在(居住)歴も含みます。)

輸血歴・臓器移植歴のある方

輸血(自己血輸血を除く)や臓器移植を受けたことのある方は、現在の検査法では検出できない未知のウイルス感染の可能性が考えられるので、献血をご遠慮いただいています。ただし、輸血歴・臓器移植歴のある方が、現在何らかのウイルスに感染しているとか、あるいは病気であるからという訳ではありません。あくまでも輸血の安全性を可能な限り高めることを考えてのことです。是非ともご理解下さい。

エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方

以下はいずれも、エイズウイルス(HIV)やB型肝炎およびC型肝炎ウイルス感染の危険性が高い行為です。
これらのウイルスの感染初期は、強い感染力を持つにもかかわらず、最も鋭敏な検査法を用いても検出できない時期(ウインドウ期)が存在します。
輸血を必要とする患者さんへの感染を防ぐため、過去6ヵ月間に下記に該当する方は、献血をご遠慮いただいています。

  1. 不特定の異性または新たな異性との性的接触があった。
  2. 男性どうしの性的接触があった。
  3. 麻薬・覚せい剤を使用した。
  4. エイズ検査(HIV検査)の結果が陽性だった。(6ヵ月以前も含む)
  5. 上記に該当する人と性的接触をもった。

※エイズ検査(HIV 検査)を希望される方は、無料匿名で検査ができる保健所などで受けられるようお願いします。

【参考】保健所等のエイズ検査(HIV 検査)については、下記のホームページをご参照願います。
エイズ予防情報ネット
HIV検査・相談マップ
・HIV検査・相談マップ(iモード) http://www.hivkensa.com/i/

肝炎

A型肝炎およびE型肝炎については、治癒後6ヵ月以内の方には献血をご遠慮いただいております。また、感染源が主に食物であることから、1ヵ月以内に家族から発症者が出た方は感染の可能性を考え献血をご遠慮いただいています。
慢性B型肝炎、B型あるいはC型肝炎ウィルスキャリア(保有者)といわれたことがある方は、献血をご遠慮いただいています。

※なお、B型肝炎ウイルス検査基準が平成24年8月から変更されています。詳細はこちらをご覧ください。

クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD) の方、またはそれと疑われる方

クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)とは、異常プリオン蛋白が脳内に蓄積し、知的機能障害や運動障害などの脳症状を起こす極めて稀な病気です。現在、輸血での伝播が疑われている報告があり、伝播のリスクを完全に排除できないため、以下に該当する方には献血をご遠慮いただいています。

  1. クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)または類縁疾患と診断された。
  2. 血縁者にCJDまたは類縁疾患と診断された人がいる。
  3. ヒト由来成長ホルモンの注射を受けた。
  4. 角膜移植を受けた。
  5. 硬膜移植を伴う脳神経外科手術を受けた。

妊娠中、授乳中等の方

妊娠中の方、また、出産・流産後6ヵ月を経過していない方は献血をご遠慮いただいています。
出産後1年以内で、母乳授乳中の女性の方も献血をご遠慮いただいています。

献血できる場所について

最寄りの献血ルームや、市町村を巡回する献血バスにて受け付けています。初めての方もお気軽にお越しください。

岩手県内血液メーター

400mL献血

本日の血小板採血予定本数 【A型 7本 O型 9本 B型 2本 AB型 2本】よろしくお願いします

2017年10月19日現在

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